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インプラント

現在当院では2ピースインプラント、1ピースインプラント、2種類のタイプのインプラントシステムを採用しております。
2ピースタイプのものは、一般的に世間で広く使用されている種類のものです。私も大学病院、研究室時代から使用してます。現在ではドイツ・カムログ社製の物を使用してます。

1ピースタイプのものは国産AQBシステムのインプラントを使用してます。ここ数年当院での主流です。

<<タイプについて>>

■2ピースタイプ カムログ社製

骨に埋入するインプラント本体は純チタン製です。チタンは生体親和性が高く、60年代にスウェーデンのブローネマルク教授が実験中に顎骨と密接に結合することを発見してから急速に歯科インプラントは世界中に広まり、発展してきました。
2ピースタイプインプラントは2度手術を行います。1回目は骨にインプラント本体を埋入する手術、2回目はインプラント埋入後約2〜3か月後に再度粘膜を開いて行う支台を立てる(コア立て術といいます)手術です。
当院で採用しているカムログ社製のインプラントはその骨との結合性、術中の操作性、埋入後形成したい歯肉の再現性、インプラント本体とコア部との接合時の精密性の高さ、これらの優位性は世界トップレベルのものであります。

■1ピースタイプ AQBシステム アドバンス社製

第1の利点は 骨との結合力が高い

私は研究室時代から東京医科歯科大学 小木曽先生に師事し、アパタイトタイプインプラントの研究、実用に取り組んできました。アパタイトは骨との結合性の高さから、従来からインプラントの材料として採用されてきました。最大の特徴はチタンと違い(チタンは骨と密着する)骨と化学的に結合することです。つまりは骨と一体化することです。更に埋入後の骨誘導性に優れていることです。そのためチタンでは獲得できないスピードでインプラントに骨が誘導され、骨がインプラントと結合していきます。
AQBシステムのインプラントはこのアパタイトをチタンに特殊な加工を施し、素晴らしい骨誘導性を達成してます。インプラントの成功は如何にインプラントと骨が結合するかにあります。AQBインプラントはこの結合性がとても素晴らしいと言えます。

次の利点は手術が1回で済むことです。

昔から製造加工性、強度、手術の簡便性から1ピースタイプのインプラントは存在してました。しかし埋入手術後のインプラントを骨に固定させる大事な安静時期に、インプラントが粘膜から口腔内に突き出すことで、感染、汚染、ひいては咀嚼等の外力がかかることで骨との結合が悪くなり、失敗することが多々ありました。その結果2ピースタイプのインプラントが世界で広まることになりました。 AQBインプラントはその骨誘導性の高さから、従来の1ピースタイプインプラントの欠点をクリアし、最高の骨結合を達成しています。

第3の利点は インプラント体が強固

1ピースタイプのインプラントは全体がチタン一体のの構造となってます。直径が3mm、4mmm、5mmの3タイプです。2ピースタイプの物は骨に埋める本体部(フィクスチャー)とお口の中に突き出ている支台部(アバットメント)の2パーツからなっていて、お互いをネジで締め付け噛み合わせてます。その際に起こるトラブルとしてネジが緩む、ネジが折れるということが挙げられます。いずれもやり直しがかなり面倒であります。1ピースタイプインプラントはネジがないことから、強固ゆえ折れる心配がありません。

第4の利点は 診療時間が短い、治療費が抑えられる

インプラントする最大の目的は歯を作ることです。そのためには型取りをしなくてはなりません。型取りをして模型を作りますそこから技工士さんが歯を作ります。1ピースタイプインプラントは手術後既に歯を作るために必要な支台部がお口の中に出ております。よって2度目の手術はいりません。

2ピースタイプのインプラントは2度目の手術後からが大変です。なぜなら石膏模型にインプラントを埋め込まないと作業が出来ないからです。その作業が煩雑です。当然時間も掛かります。パーツも色々いります。その型取りの診療時間は1時間程は掛かるでしょう。更に技工士さんのラボワークも工程が多く、歯科医が仕上がった歯を付ける作業も注意が多々あります。これら一連の工程に必要なパーツは20を超えます。医師、技工士さんの掛かる時間も多くなる結果、それが治療費に反映します。致し方ないことです。しかし1ピースタイプは単純です。型取り用パーツは不要です。天然の歯を削って型取りする工程と一緒です。その結果が治療費に反映しています。なによりも皆さまが治療椅子に座っている時間が圧倒的に短いのです。15分程でしょうか。(お口を開く時間もです!)治療時間が短いということは治療を受ける側として、肉体的にも精神的にもとても楽な事ではないでしょうか。

1ピースタイプインプラントの利点として、手術が1回で済む、インプラント体が強固、インプラントの材料費がインプラント本体のみで済みコストが下がる、被せ物を作るときの医院、ラボサイドの操作が簡便等が挙げられます。その結果患者さんの肉体的、精神的、経済的、時間的負担を減らすことができることになりました。近年当院で行われるインプラントは大半がAQBインプラントとなりました。

インプラントと従来の治療法との違い

  1. しっかり噛める
    従来の義歯(入れ歯)ではガタつき、不安定なためあまり良く噛めません。
    また、時には粘膜に当たって痛みの原因にもなります。
  2. 違和感が無い
    義歯はどうしても違和感が強く、どうしてもなじめない方も多くいらっしゃいます。
    また、食事をしてもおいしさが半減してしまいます。
    インプラントであれば天然歯と同じような状態にするため違和感がほとんどありません。
  3. 審美的に良い
    部分入れ歯には必ず歯に掛ける針金が必要になります。
    インプラントであれば入れ歯というイメージから解放されます。
  4. 歯を削らない
    ブリッジを入れることによって歯を削ることになりますが、インプラントによってご自分の歯を削らなくて済みます。

インプラント後の注意点

治療後も半年に一度のメインテナンスをきちんとしなければいけません。
ご自分の歯と同じようにきちんとメインテナンスをしていないと歯肉に痛みがでたり、腫れたりします。
インプラントのメリット
  1. きちんと噛める
    なんといっても一番のメリットはきちんと噛めるということです。
    そのことにより食事中のストレスが無くなるだけでなく胃腸などの消化器官への負担も軽減し、脳血流も増加し脳細胞が活性化されるなど全身の健康維持にも役立ちます。

  2. アゴの骨がやせて変形することが抑えられる。
    アゴが痩せると見た目の印象で老けて見られてしまいます。

  3. 周りの歯の過剰負担を避けられる。周りの歯を削らずにすむ。
    ブリッジでの治療の場合、失った歯の両側の歯に負担が過剰にかかるため支えている歯の寿命が短くなります。
    また、支えの歯が健全歯でも健康な歯質を削らなくてはいけません。
    インプラントであれば両側の歯を削ることなく負担も軽減されるためその他の歯に対して有利に働きます。

現在、失った歯を回復する治療としては最良です。

インプラントのデメリット

治療後も半年に一度のメインテナンスをきちんとしなければいけません。
ご自分の歯と同じようにきちんとメインテナンスをしていないと痛みがでたり、インプラントの持ちが悪くなります。
全身の健康状態によってはインプラントが行えない場合があります。(ご相談ください)

インプラント治療の流れ

インプラント治療の流れ診査・診断・治療計画
インプラント治療に必要な診査を行い、治療が可能かどうかの診断を行います。
治療可能な場合は、患者さんとの相談しながら治療計画を立てます。
       レントゲン撮影、口腔模型の製作、健康状態の確認、合併症、感染症のチェック等となります。

インプラント治療の流れインプラント埋入手術
インプラントを埋入する部位の歯肉を開き、顎の骨にインプラントを埋入します。
インプラントが骨にしっかり結合するまで約2〜3ヶ月程度待ちます。
(この間、必要に応じて仮歯を入れますので、日常生活に差し支えありません。)

インプラント治療の流れアバットメントの接続
人工歯を支えるためのアバットメント(支台部)をインプラントに接続します。

インプラント治療の流れ人工歯の装着
歯を製作するためにお口の中の型を取ります。
作成した人工歯をアバットメント(支台部)に装着して完成です。

インプラント治療の流れメインテナンス
インプラントの形や特徴をよく理解した上で、担当医の指導に従ってブラッシングを行い、歯垢や歯石の沈着を防ぎます。インプラントを長持ちさせるために、定期的に担当医の検診を受けることが必要です。

インプラントQ&A

治療期間はどのくらいですか?
個人差はありますが、一般的に3ヶ月から6ヶ月程度です。
インプラントを埋入する部位にもよりますので、担当医にご相談ください。
費用はどのくらいかかりますか?
インプラント治療は現在保険治療が行えません。
使用する本数や種類などによって異なりますので、詳しくは担当医にお尋ねください。
治療はだれでも受けられますか?
顎の骨が完成する18歳前後から、お年寄りまで健康な方であればどなたでも可能です。
ただし、妊娠中の方や全身疾患のある方などは制限される場合がありますので、ご相談ください。
一度入れたインプラントに寿命はありますか?
患者さんのお口の衛生状態によって変わりますが、きちんとお手入れをすれば長持ちしますし、逆に手入れが悪いと寿命が短くなる場合があります。
長持ちさせるためには、しっかりとブラッシングし、医師による定期健診でチェック、指導してもらいましょう。
インプラント治療後、食べ物などの制限はありますか?
インプラントは顎の骨と結合し、丈夫な土台となりますので、自分の歯と同じように固いものでもしっかりと噛むことができますので、入れ歯のような制限はなくなります。

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